SQFとはなんですか?

元々はオーストラリアの政府機関が規定を策定し、その後米国のFMI(Food Marketing Institute:食品マーケティング協会)が所有・管理する、一次生産から加工・輸送・流通までのフードチェーン全体を対象とした食品安全・品質管理の認証規格のことで、HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point:危害に基づく重要管理点監視方式。食品の安全性確保に重点を置いたシステム)に基づく、国際認証規格です。
SQF (Safe Quality Food:安全で高品質な食品)は世界中の食品小売業者や食品メーカーなどから成る組織 GFSI(国際食品安全イニシアチブ)の標準食品安全規格としても承認されており、世界的に信頼を得ている規格です。

SQF認証・取得 | 認証サービス | ISO認証・取得ならISO審査登録機関 PJR
を参照)

ジェットネット社はSQFの認証を取得しています。
如何に「我社の扱い商品は衛生的です」と自称しても説得力がありません。
説得力を持たせるためには、中立な第3者の公平厳正な認証が是非とも必要です。
その点で米国JetNet社はSQFの認証を取得しています。
SQF認証を取得していることにより、安心してお客様にご使用いただけます。

セロファンの22D-NEとMOTの表示の違いを教えてください。

22D-NEとMOTとは根本的に違いがあります。

ミートセロの22D-NEは、
22:フィルムの厚さで、22マイクロン
D:Demi(ハーフという意味で片面コートを指す)の頭文字
NE:NはNatureFlexの頭文字。Eには別段意味はない
の頭文字をとったものです。

ですから、完全防湿ではなく、呼吸作用を助けるため防湿度を押さえています。この加減も長年培ったノウハウによるものです。

一方、MOTとは、
M:Moisture proof(防湿)
O:Oneside(片面)
T:Transparent(無色透明な)
の頭文字をとったものです。

従って、22D-NEとMOTとは根本的に違うことが分かります。

単なる片面防湿セロファン(MOT)は、どこにでもありますが、22D-NEには食肉の色変わりを防ぎ、なおかつ水分保持を行なうノウハウが詰まっています。 厚さの違いもそのことを良く示しています。

MOTをもっともらしい説明を付けて食肉セロファンとして売りこみがあるかもしれませんが、当社ミートセロと似て非なるものですのでご注意ください。 当社のセロファンは塩ビのコーティングを一切使用していません。

ジェットネットは臭いがすると聞きましたが本当ですか?

ジェットネットに限らず、ネットは繊維本来の臭いがします。とりわけ、ジェットネットはバージンコットンを使用しています。綿タイプの場合、バージンコットンは酸性なので酸っぱい臭いがします。

バージンコットンを漂白すると漂白剤の影響で臭いがしにくくなります。しかし、漂白剤は食品に直に触れるネットには使用できません。ですから、逆に臭いが殆どしないネットは漂白剤を使っているか(白っぽい)、かなり古い綿糸を使用しているものです。

また、ジェットネット(綿タイプ)は全て殺菌処理がされています。繊維製品の場合、ガス殺菌はガスが残留する恐れがあるので、そうした心配がないラジエーション殺菌を行ないます。5LNS 12タイプを初めとしてロール物の殆どはISO9001取得工場で殺菌されています。ラジエーション殺菌をしますと、若干本来の臭いが強くなることがありますが、ネットそのものは全く変質していませんし、製品にも影響を与えませんのでご安心ください。逆に臭いが若干強く感じる場合、殺菌処理がなされている証拠です。ですから、臭いが殆どしないのはこうした殺菌処理が行なわれていない証拠と考えて良いでしょう。

ジェットネットは糸が抜けるというのは本当ですか?

ジェットネットに限らず、どんなネットも一方向からのみ糸を引っ張ると糸が抜けます。

ネットは編んでいるものですから、一方向から糸を引っ張れば抜けるのは当然です。良い例としてセーターを思い浮かべてください。

ジェットネットは今まで大手ハム会社を初めとして多くのユーザー様に何千万メーターもお使い頂いてきました。しかし、糸抜けの問題は起きておりません。それで、糸抜けなどの問題を心配せずお使い頂けます。タンブリングなどかなり激しい扱いをし、どうしても上記の心配をされるユーザー様には当社加工センターでネットをカット・ミシンの加工をして納品できます。糸が抜ける側をミシン掛けすることにより心配を払拭できます。

2000年4月から施行された「容器包装リサイクル法」で、ネットやセロファンはリサイクル義務があるのですか?

リサイクル義務がある容器および包装資材に関しては、その使用者が重量を記録し、それに見合った手数料を支払うことが求められます。

金額そのものはたいしたことがなくても、その事務の煩雑さに頭を痛めておられるユーザーの方々は少なくないと思います。

当社が通産省(現経済産業省)に問い合わせた結果、綿製ネットおよびセロファンは適用外との回答を得られました。

ポリエステルネットの場合、生ゴムを使用している伸縮性のネットは複合製品 とみなされます。この場合生ゴムが全体の重量の50%以上を占めるので、リサ イクル法適用外となります。

詳細は日報ビジネス株式会社のホームページ(http://www.nippo.co.jp/)をご覧ください

なぜジェットネットには巻き芯が入っていないのですか?

環境に配慮し廃棄物を減らすために中芯を使用していません。

巻きを安定させるために紙やプラスチックの中芯を入れてあるミートネットがあります。しかし、使用後に芯が廃棄物(ゴミ)になります。それで、ジェットネットは環境に配慮して中芯を基本的に使っていません。

詳細は弊社の取り組みページをご覧ください。